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塗料の種類

外壁塗装工事・屋根塗装工事に使用する塗料には数多くの種類があります。

塗料の種類によって耐久年数や金額などが大きく変わってきます。

外壁塗装工事・屋根塗装工事に失敗しないためにも、

どの種類の塗料を選ぶのかが重要なポイントになりますので、

それぞれの特徴を知っておくことは大切です。

外壁塗装工事・屋根塗装工事に使用する塗料の種類とは

ここからは、外壁塗装工事・屋根塗装工事に使用する塗料の種類について紹介します。

塗料の種類とは

塗料の種類は7つあります。
[アクリル塗料] [ウレタン塗料] [シリコン塗料]
[ラジカル塗料] [光触媒] [フッ素塗料] [無機塗料]
に分類されます。

塗料の種類の大きな違いは耐用年数です。
耐用年数が長い塗料のほうが、金額も高くなります。
一般的に外壁塗装工事・屋根塗装工事によく使用する
塗料の種類はシリコン塗料です。

耐用年数とは

耐用年数とは塗料がどのくらいの年数もつのかを表したものです。
各塗料メーカーが促進耐候性試験を行って表したものです。

促進耐候性試験は、太陽光よりも強い光を当てて、
塗装数年後の劣化状態を確認することができます。

促進耐候性試験は室内で行われる試験のため、
塩害や凍害、雨などの劣化の原因になる条件は含まれていません。

そのため、実際に外壁塗装工事・屋根塗装工事をして、
太陽光や風雨などの影響を受けると、
耐用年数より早く劣化してしまうことがあります。

塗料の種類別の耐用年数

アクリル塗料

耐用年数 5年~7年

アクリル塗料は7つの塗料の種類の中で最も安価な塗料です。
汚れも付きやすく耐用年数も短いため、
現在ではほとんど使用されていません。

ウレタン塗料

耐用年数 8年~10年

ウレタン塗料は少し前までは主流の塗料でした。
しかし、現在ではあまり使用されていません。

ただ、ウレタン塗料は密着性に優れているので、
付帯部など、剝がれやすい部分に使用されることがあります。

シリコン塗料

耐用年数 10年~15年

シリコン塗料は、現在最も使用されている塗料です。
耐用年数と金額のバランスが良いのが人気の理由です。

各塗料メーカーからも数多くの塗料が販売されています。

ラジカル塗料

耐用年数 12年~15年

ラジカル塗料は他の塗料と比べて実績は少ないのですが、
現在人気が出てきている塗料になります。

耐用年数・金額はシリコン塗料とほぼ同程度になります。
これから主流になる塗料の可能性があります。

光触媒

耐用年数 15年~20年

光触媒はセルフクリーニング機能や空気浄化効果が
期待できる塗料です。

ただ、トラブルも多いため、
現在ではあまり使用されなくなってきた塗料です。

フッ素塗料

耐用年数 15年~20年

フッ素塗料は耐用年数の長い塗料です。
しかし金額が高いため、
一般の住宅ではあまり使用されていない塗料になります。

大型の建築物で使用されることが多く、
東京スカイツリーやレインボーブリッジ、
瀬戸大橋などにも使用されている塗料です。

無機塗料

耐用年数 20年~25年

無機塗料は塗料の中で最も耐用年数が長い塗料です。
しかし金額が高いため、
一般の住宅ではあまり使用されていない塗料になります。

大型の建築物で使用されることが多い塗料です。

さいごに

こんな塗料を勧めてくる業者には注意!

業者の中には、

「30年以上長持ちする塗料です!」
「一生塗替えのいらない塗料です!」

などと言い、
優れた塗料のように思わせて契約をしようとする業者がいます。

現在、耐用年数が30年以上の塗料は存在しません。

そのような塗料を提案してくる業者は、
自社のオリジナルの塗料を勧めてくる場合が多いです。

オリジナル塗料は詳細や実績がわからないので注意が必要です。

塗装工事の金額が高額な業者には注意!

外壁塗装工事・屋根塗装工事の金額は
高い塗料でも、㎡あたり6,000円ほどです。

㎡あたりの金額が6,000円以上する場合には注意が必要です。

また、見積書が適正な金額だと思っても、
実は3回塗りの金額ではなく、
1回塗りの金額だった、ということもあります。

気づかずに契約をしてしまうと、
塗料は基本的に3回塗りなので、
相場の倍以上の金額になってしまう場合もあります。

見積書の記載の仕方によっては、
見落としてしまう可能性もあります。

必ず業者に確認するようにしましょう。