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外壁のチェックの方法とは

ここでは、外壁がどういう状態だったら

外壁塗装工事をしなくてはいけないのか?

セルフチェックのポイントをお伝えします。

外壁のセルフチェックのポイント

外壁がどういう状態なのか?
次の6点を確認すれば判断することができます。

▢外壁を触ったら手に粉がつく
▢外壁の色が変色している
▢外壁にひび割れがある(継ぎ目に切れ目、ひび割れがある)
▢外壁の表面にコケや藻、サビ、カビがある
▢頻繁に塗装業者がくるようになった
▢地域特有の災害が起こりやすい時期

外壁を触ったら手に粉が付く

外壁を手で触ったら手に粉がつくのは、
「チョーキング」とよばれる現象です。

この状態の外壁は塗膜の防水がなくなっています。

防水効果があると、
水を弾く状態にあるはずなので、
本来、手で触っても粉は付きません。

表面が粉状になっていると水は通ってしまいます。

外壁の色が変色している

外壁の状態で1番わかりやすいのは変色です。

チョーキングが起きている外壁は、
コーティングを失っている状態ですから、
外壁は紫外線や雨水のダメージを受けてしまいます。

変色は塗膜の劣化によって引き起こされるので、
外壁の塗装工事を行う必要があります。

外壁にひび割れがある(モルタル壁)

モルタル壁で最も注意したい点は、
外壁のひび割れです。

ひび割れと聞くと誰もが、
神経質になってしまいがちです。

しかし、極小のひび割れであれば、
深刻になる必要はありません。

【ヘアクラック】
ひび割れの幅が0.3mmよりも小さく、
亀裂の深さも4mm以下のものは、
「ヘアクラック」と呼ばれています。

この程度であれば、
建物内に雨水などが侵入することはありません。
補修する場合は塗料を塗ったり、
コーキングをすることで埋まります。

【構造クラック】
ひび割れの幅が0.3mm以上ある場合は、
ひび割れのから建物の躯体まで雨水が侵入したり、
建物の内部が腐食する可能性がありますので、
補修が必要になります。

ひび割れと言っても状態は様々ですので、
補修の有無だけではなく、
補修の仕方も異なってきます。

外壁にひび割れがある(サイディング壁)

外壁がサイディングの場合は、
サイディングボードの継ぎ目にある、
コーキングの状態を見ます。

コーキングとは、
サイディングボードの継ぎ目になっている、
ゴム状の充填剤のことです。

このコーキングが切れてしまっている、
ひび割れてしまっている、
なくなってしまっている状態ですと、
修繕が必要になります。

外壁の表面にコケや藻、サビ、カビがある

コケや藻が外壁の表面に生えているのは、
外壁の防水機能が落ちてしまっているサインです。

外壁に湿気が溜まってしまったら、
コケや藻が生えてくるからです。

カビに至ってはすでに躯体に
雨水が浸水してしまっている可能性もあります。

また、外壁の表面にできるサビも、
同様に防水機能が落ちてしまっているサインです。

サビは資材の劣化にもつながりますので、
放置するのは危険です。

頻繁に塗装業者がくるようになった

外壁も見慣れてしまうと変色していることに、
意外と気づきにくいものです。

毎日、玄関と外の往復だけで気づかない、
とうこともよくあることです。

そのため意外と簡単な目安になるのが、
訪問販売業者の売り込みの頻度です。

新築、または外壁塗装工事から、
10年から15年程度が経過している、
お宅や地域を回っている営業マンがやってくれば、
「もうそんな時期か!」と気づくことができます。

地域特有の災害が起こりやすい時期

地域によって生じる災害も、
外壁のダメージに直結しています。

雪が降るような地域で起こる、
凍害は外壁のも起こり得ます。

傷みやすいということもありますが、
劣化によって防水機能が落ちた外壁に、
雨水や雪水が浸透して凍結すると、
外壁の表面が破裂してしまう、
外壁の表面が剥がれ落ちてしまう、
ということも起こります。

海の近くであれば塩害、
台風が通過する地域であれば、
台風や風害といった地域特有の災害は、
外壁の劣化にも大きな影響をあたえます。

さいごに

お住まいの地域に適した
外壁塗装工事のタイミングや方法は、
地域に密着した業者が最も多くの
専門知識をもっていると思います。

地域密着の業者に話しを聞いてみたり、
チラシ等を前もってもらっておくと、
外壁塗装工事のタイミングも、
わかりやすくなると思います。